2021年1月22日(金)(15:00-16:15)、Zoomにて、「女性研究者キャリアカフェ in 大阪市立大学」を開催しました。このイベントは、日本経済新聞社の主催で、本学が協力団体として参加している「日経ウーマノミクス・プロジェクト」の一環です。30名の参加者が集まりました。

※女性研究者キャリアカフェin大阪市立大学の実施案内はこちら

1.講演会

 講師には、日立造船株式会社 夢洲エリア開発推進室担当部長  大阪市立大学 工学研究科 助教の藤本 恵美子様とレンゴー株式会社中央研究所研究企画部企画第二課 担当課長 の子安 直子様をお迎えし、理系女性のキャリアアップとワーク・ライフ・バランスについてご自身の体験談を交えながら講演いただきました。

 

 藤本様は主に排気ガスを浄化する装置の開発に従事し、舶用大型エンジンなどから出る NOx やダイオキシンを浄化する排気ガスシステムの開発、有機 EL ディスプレイ製造装置など、20 種類以上の装置開発に携わりました。その経験を通し悩みや、周囲の支援を得ながら山あり谷ありのキャリアパスを中心に話され、学生や社会人で新人を育成されている方々へ「失敗しても大丈夫。上司は常に社員を見て応援している」と温かい応援メッセージを伝えられました。

 

 

 子安様は約 20 年にわたり機能性材料を用いた商品開発に従事。その後、段ボールの貼合糊に関する基礎研究を経て、現在は新素材の用途開発に取り組んでおられます。1997年に就職された当時と2021年現在の女性職員数・管理職者の増加、出産後も継続して働き続けることができる環境の変化、単身赴任と子育てに苦労された経験、子育てを通じて親同志のつながりや無縁だった分野の経験が増えた経験をお話しいただき、学生に向けては「あきらめずに続けよう」と励ましのメッセージを送られました。

 

 研究者や職員にはもちろんのこと、これから社会に出る学生の皆さんや新人を育成する社会人の方々にとっても、大変参考になるアドバイスが詰まっていました。


2.報告

 続いて、生活科学研究科後期博士課程3年(居住環境学講座)の磯見麻衣さんと工学研究科前期博士課程2年(電子情報系専攻)の井筒由紀さんより、昨年9月に行われた「日経ウーマノミクス フォーラム 2020バーチャルシンポジウム―描け!未来予想図―」の「高校生WEB座談会」でファシリテーターを務めた経験や、プレゼンテーションコンテストで「三洋化成工業 特別賞」を受賞したことを報告しました。