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【イベント】シンポジウム「文学の可能性 -震災・移動・記憶-」を開催します(2019年7月24日)

オックスフォード大学(イギリス)
東洋学部長、准教授のLinda M.Flores氏をお招きします!

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チラシのダウンロードはこちら

【タイトル】
 シンポジウム「文学の可能性 -震災・移動・記憶-」

【趣 旨】
 地震をはじめとする災害と、それにかかわる人間のあり方について、文学および人文学研究の立場から考えます。文学の素材としての災害、災害による人間の身体および心の〈移動〉や変化、語り部や鎮魂・追悼のイベントなどに代表される〈記憶〉の紡ぎ方などについて、文学の可能性をさぐります。

【日 時】2019年7月24日(水) 13:30~16:35

【場 所】大阪市立大学杉本キャンパス 学術情報総合センター1F 文化交流室

【対 象】連携機関所属の教職員・学生・一般

【定 員】80名 事前申込み ※同時通訳あり

【参加費】無料

【申込み方法】
下記の内容を記載の上、大阪市立大学女性研究者支援室までメールにてお申込みください。
①氏名(ふりがな)
②所属・学年(教員の場合は職位)
③日中連絡可能な電話番号
を記載し、件名を「7/24 交流会参加」としてください。
※当日参加もしていただけますが、できるだけ事前にお申込みください。

託児無料 事前申込み:7/10(水) 締切り
※託児利用希望者は 子どもの①氏名、②年齢、③希望時間を女性研究者支援室までメールでお知らせください。

【主 催】大阪市立大学・大阪教育大学・和歌山大学・積水ハウス株式会社

―・―・―・―・―・―・― プ ロ グ ラ ム ―・―・―・―・―・―・―・―

■第1部 基調講演 13:30~
「文学の可能性:3.11の記憶とこうの史代のマンガ『日の鳥』
 講師:Linda M.Flores 氏(オックスフォード大学 東洋学部長 日本語学 准教授)
 略歴:オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ副学部長、日本語チュートリアルフェロー。
   最近の出版や研究プロジェクトでは、「3.11作品のなかのインター・テクスチュアリィ」や、
   こうの史代のマンガをはじめ、「3.11後の文学(震災後文学)」などをテーマとしている。
   現在、「3.11後の文学(震災後文学)」(仮題)の編集中。
 言語:英語(同時通訳あり)

■第2部 Kobe・Tohokuから発信される「語り」 14:30~
「瓦礫を越えて」(朗読パフォーマンス)
 講師:玉川 侑香 氏 (詩人)
 略歴:阪神淡路大震災を語り継ぐ活動の中で、震災を越えて生きる人々をモデルに詩を書き朗読する。
   著書に、震災を語り継ぐ絵本三部作(『四丁目の「まさ」』、『ミヨちゃん』、『安っさん』)、
   詩集「かなしみ祭り」、エッセー集「れんが小路の足音」他。
   2006年、ロドニー賞(神戸の市民賞)。
   2016年、詩集「戦争を食らう」で第45回壺井繫治賞・日本自費出版文化賞受賞。
   2018年、神戸市文化活動功労賞受賞。

■第3部 報告とパネルディスカッション 15:15~

 報告①:「〈震災文学〉さまざま ― 芥川龍之介・川端康成から東野圭吾・宮部みゆきまで ―」
      奥野 久美子 氏(大阪市立大学大学院 文学研究科 言語文化学専攻 准教授)

 報告②:「日本文学と〈鎮魂〉 ― 戦後の文芸文化を中心に」
      堀 まどか 氏(大阪市立大学大学院 文学研究科 文化構想学専攻 准教授)
 報告③:「震災とキオクカタリ ― 個人とコミュニティの回復の手がかりとして ―」
      西岡 英子 氏(大阪市立大学 女性研究者支援室プログラムディレクター、特任准教授)

 パネルディスカッション
 <パネリスト>
 Linda M.Flores、玉川侑香、奥野久美子、堀まどか
 Robert Tierney(イリノイ大学 世界比較文学学科 教授)
 総括者 土山 和久(大阪教育大学 教育学部 教授、男女共同参画担当 学長補佐)
 司会 西岡 英子

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【お問い合わせ】
〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138
 大阪市立大学 女性研究者支援室
 TEL:06-6605-3661
 E-mail:ocu-support-f[at]ado.osaka-cu.ac.jp
※メール送信の際には、[at]は@に変更をお願いします。