Home > レポート > 【レポート】ワーク・ライフ・バランス・…

【レポート】ワーク・ライフ・バランス・ダイアログPART2『ロールモデル☆セミナー』を開催しました(平成26年11月28日)

ワーク・ライフ・バランス・ダイアログPARTS『ロールモデル☆セミナー』を開催しました!(平成26年11月28日)

 

ロールモデル☆セミナーPART2
「働く女性と子どものこころ―留学・子育て・研究のライフヒストリーから」
平成26年11月28日(金)16:20〜18:00
学術情報総合センター1F 文化交流室
参加者:18名(教員5名 学生・ポスドク10名 職員3名)

▼開催案内はこちらをご覧ください▼
http://www.wlb.osaka-cu.ac.jp/2014/11/10/20141128

 

女性研究者支援室では、女性研究者の課題とされるワーク・ライフ・バランスの充実や、研究と私的生活の「両立」を考える機会として、ロールモデル☆セミナーを開催しています。第2回は「働く女性と子どものこころ」と題して、留学・育児・研究を経験された先生のお話をもとに、働く女性と、その子どものこころのありかたを考えました。

女性研究者は、妻であり母であり研究者でもあるというように、いくつもの役割を持っています。役割葛藤(role conflict)を起こしてしまいそうなとき、どのようにそれを乗り越えていけばよいのでしょうか。

劉先生と本村先生のお話から、たくさんの問題解決のヒントを得ることができました。

セミナーでは、まず劉慶先生が実体験のエピソードを交えながら、お子さんとのかかわりを話してくださいました。劉先生は、中国・蘇州大学の専任講師でいらしたときに結婚と出産を経験され、その後、お子さんと離れて日本(本学文学研究科)へ留学、現在は親子で暮らしています。慣れない日本の生活で、研究はもとより育児や家族とのコミュニケーション、特に親子関係に不安を抱えてきたそうです。決まった文言を使った手紙のやりとり、お祖母さんとの協力関係、繰り返しの愛情確認など、さまざまな試行錯誤の実践をお話しくださいました。

「研究者であったからこそよかったと思う点は?」という質問に、「教師としてたくさんの学生をみてきたので、どんなことがあってもびっくりしなかった」、そして「分析して論理的に考え、言葉で語りかけることが出来た」と答えていたのが印象的でした。

本村汎先生は、子どもの成長過程に達成されるべき課題を提示し、親がそれにどのように関わることができるかについて話されました。本村先生は、子どもがストレスを抱えてしまったときこそ、「母親が精神的に安定していることが重要」と言います。子どもを大切に思うからこそ、自分の心身も労わらなくてはいけないというメッセージが込められているように思いました。

また後半では「夫婦のワーク・ライフ・バランス認識の対立と子どもの不登校――臨床事例を通して」と題してご講演いただきました。具体的な事例を提示しながら、不登校という問題の原因が、子ども本人のなかにあるのではなく、子どもをとりまく家族の問題(不和や対立)が子どものこころに反映されている側面の指摘がありました。人のこころは遺伝子で決まるのではなく、「対象との関係体験」によって形作られていくものであること、そして〈支援〉とは「対象との関係を結びなおすこと」であると教えて頂きました。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………

今回のセミナーでは、はじめて託児サービスを設けました。
学生や教員のお子さん、約4名(2歳から6歳まで)の申し込みがありました。
顔見知りの子もそうでない子もみんなすっかり仲良くなり、子ども同士はもちろん、セミナーに参加したお父さんお母さんのあいだにも小さなネットワークができました。
支援室では、今後も託児サービスの機会を設けたいと考えています。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………

◆アンケートより

「私も度々、子どもがいることにより自由を奪われるような感覚になったこともあったが、一人の人間として誇りに思える生き方をして、それを胸をはって子どもに見せられるように、今後もチャレンジしようと思います。」

「関わり合いの中で関係体験をさせていくことが大切であるという言葉を常に心において子育てしていこうと思いました。」

「本村先生の理論的なお話を聞ける時間がもっとあればと思いました。子供は親と同一化するので、母親が精神的に安定していることが大切であるということ、振り返れば思い当たることがありました。これからの子育ての教訓にします。」

「ライフ・ワーク・バランスを考えるうえで具体的な策などをもっと知りたいと思いました。」

…………………………………………………………………………………………………………………………………………

支援室では、「女性研究者ネットワークシステム」という学内限定SNSを運用して研究活動支援情報の提供を行っています。イベントの詳細も随時発信していますので、ぜひご登録・ログインをお願い致します。

▼「働く女性と子どものこころ」の記録と参加者のコメントはこちら:#働く女性交流会
https://ocu-sfr.my.salesforce.com/_ui/core/chatter/topics/TopicPage?name=%E5%83%8D%E3%81%8F%E5%A5%B3%E6%80%A7%E4%BA%A4%E6%B5%81%E4%BC%9A&
ref=hash_mention

▼ご登録・ログインはこちら
http://www.wlb.osaka-cu.ac.jp/network/

1   2

3   4